2022春アニメの製作委員会を考察する。

今期も深夜アニメの製作委員会を考察していきます。

これまでと同様に、dアニメストアでアニメストアで配信されている深夜アニメを対象としています。

かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-

これまでと変わらないメンバーです。JR東日本企画は広告代理店です。

 

まちカドまぞく 2丁目

ポニキャンが幹事の場合、製作協力に委員会メンバーの名前が挙がることが多いですが、今回は直接製作としてクレジットされました。むしろ、製作協力のほうが謎でした。

 

ヒーラー・ガール

音楽系ということで、バンナムライブ・ビューイング・ジャパンが得意としている分野です。以前にもこの組み合わせがありました。

 

本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第3期

アニメメーカーはハピネットが務めているのでしょうか。今期からハピネットが本格的にアニメ製作に参入してきました。

 

群青のファンファーレ

アニプレックスのオリジナル作品です。博報堂の本体が出資しているのは珍しいですね。報知新聞は、競馬などスポーツで有名なスポーツ報知を出しています。アニメをどのように生かすのでしょうか。

 

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会TVアニメ2期

お、、バンダイナムコ系の会社名が新しくなりましたね。実質的なメンバーは変わっていません。

 

ビルディバイド -#FFFFFF-

アニプレックスのカードゲームをアニメ化したものです。日本のトレーディングカードゲームは実は海外(特に北米圏)でも人気です。

 

社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。

ハピネットの幹事作品です。ちなみに、ポニーキャニオンの担当が大熊一成さんになっています。これまでは古川陽子さんがクレジットされることが多かったですが、2021年6月に組織改編が行われ、ミュージック、アニメ、ビジュアルクリエイティブ本部責任者として大熊さんが昇任しました。読売新聞が入っているのが意外。

 

トモダチゲーム

Crunchyrollの末平アサさんという方はクレジットで初めてお見掛けしました。

 

BIRDIE WING -Golf Girls' Story-

BN Picturesが深夜アニメをつくるのは珍しいですね。2社のみの委員会組成ですが、この作品のターゲットは誰なんでしょう。

 

RPG不動産

まんがタイムきらら系の製作委員会メンバーとなりました。

 

史上最強の大魔王、村人Aに転生する

角川原作のアニメということで、KADOKAWAとつながりの深い会社が多いですね。

 

 

盾の勇者の成り上がり Season2

NTTぷららは「ひかりTV」の配信事業者です。本作品はdアニメストアひかりTVで先行配信されるそう。フロンティアワークスは原作企画です。

 

処刑少女の生きる道

GA文庫系ということで、ワーナーとSBクリエイティブの組み合わせとなっています。

 

であいもん

フライングドッグが幹事にくるのはめずらしいですね。京都のアニメということで、KBS京都が入っています。関東の方は馴染みがないかもしれませんが、KBS京都はかなり多くの深夜アニメを地上波で放送しており、個人的には関西の深夜アニメはMBSKBS京都、という感覚です。

 

Shenmue the Animation

セガ原作ということで、両方ともセガのグループです。

 

パリピ孔明

宣伝含め対外的なプロモーションはエイベックスが積極的に行っていますが、幹事はDMMでしたか。

 

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

たまに原作保有のオーバーラップが幹事にくることがあります。

 

ヒロインたるもの!〜嫌われヒロインと内緒のお仕事〜

「ヒロインたるもの!」はハニーワークスの曲の一つですが、これが一つのアニメになりました。ハニーワークス内の高校生アイドルLIP×LIPのマネージャーを同級生の女の子が務めており、この曲は彼女をモチーフにしたものでした。アニメ化され、LIP×LIPのイケメンアイドルが女性ファンを多くつかむことができたのではないのでしょうか。にしても、幹事(?)の玉越ってパチンコ屋なんですね。ほかにアニメにも出資しているそう。

 

キングダム 第4シリーズ

「製作著作:NHK」が出てこない珍しいNHK番組。

 

可愛いだけじゃない式守さん

秋葉原に行く人はわかるかと思いますが、かなりの宣伝費をかけて式守さんのPRをしています。ユニバーサルとKADOKAWAの資金力といったところでしょうか。

 

魔法使い黎明期

TBSが幹事にくるのはめずらしいですね。

 

阿波連さんははかれない
  • bilibili

まさかの、、bilibili単独製作!中国系の資金力!!

 

デート・ア・ライブ

かなり長くつづくKADOKAWA原作のシリーズですね。

 

勇者、辞めます

テンセントが第2位に来ています。中国での配信権を握ってそうです。

 

SPY×FAMILY

おそらく今期人気1位の作品。委員会メンバーも最強ですね。

 

    
くノ一ツバキの胸の内

中外鉱業グッドスマイルカンパニーでフィギュア・グッズ製作に力を入れていそうですね。

 

カッコウの許嫁

最低限のメンバー組成ですが、しっかりと人気を取っています。

 

    
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON –浅き夢の暁-

もともとf4samuraiがゲームを作っており、芳文社がコミカライズを出しています。

 

このヒーラー、めんどくさい

近年KADOKAWAとCrunchyrollの結びつきを異様に感じますね。

 
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

KADOKAWA、bilibili、マイクロマガジン色が強いですね。

 

今期の注目ポイント

ハピネットがアニメ製作に本格参入

ハピネットはもともと映画の製作・配給を行っていましたが、そのコンテンツ企画ノウハウを生かしアニメ製作にも本腰をいれました。ハピネットが子会社の映像メーカーを統合し、株式会社ハピネットファントム・スタジオができました。今年、すでに4作品の製作委員会幹事が決定しています。

 

ついにきたbilibili

阿波連さんははかれない、製作著作の欄「bilibili」を見た瞬間かなり驚きました。中国系企業の単独製作です。近年急激に日本アニメに出資をしており、一通りのノウハウは吸収できたというところでしょうか。

 

 

というわけで今回も製作委員会を調査しました。各社の関係性を見やすくするためにも、データベース化しようかな、、、

 

 

2022冬アニメの製作委員会を考察する。

冬アニメも終盤に入りかけていますが、今期も深夜アニメの製作委員会を考察していきます。

これまでと同様に、dアニメストアでアニメストアで配信されている深夜アニメを対象としています。

 

進撃の巨人 The Final Season

このFinal  Seasonから、制作がWIT STUDIOからMAPPAに変わりました。以前からWIT STUDIOの親会社であるProduction I.G.は制作協力として名を連ねていました。さらに、この作品は現在NHKで放送されていますが、第二期は毎日放送で放映されていたため、MBSも委員会に入っています。

 

TRIBE NINE(トライブナイン)

アカツキのメディアミックスプロジェクトです。音楽制作はランティスということもありバンダイナムコアーツが入っています。また、dアニメストアでは地上波同時の最速配信が行われています。

 

最遊記RELOAD -ZEROIN-

長く続くアニメシリーズということもあり、メンバーもかなり変わっています。フロンティアワークスが幹事になったのは2007年のOVAの頃から。また、前作までは電通が名を連ねていましたが、今回は博報堂MAPが入っています。ぴえろは過去にアニメーション制作をしていた頃からのお付き合いでしょうか。

 

ヴァニタスの手記

第1クールから変更はありません。スクエニ原作のアニメです。

 

幻想三國誌 天元霊心記
  • 劉信(USERJOY Technology)
  • 孫守頣(USERJOY Technology)
  • 葉信雄(USERJOY Japan)
  • 李旎(bilibili)
  • 詹明宪(bilibili)
  • Joe Teng(NADA Holdings)
  • 小佐野保(ギークピクチュアズ)

原作はUSERJOYという台湾のゲーム会社が開発した作品です。bilibiliも製作に入っており、中国が日本でのヒットを見越して製作したアニメと言えます。アニメーション制作はギークピクチュアズです。

 

賢者の弟子を名乗る賢者
  • 田中翔KADOKAWA
  • Colin Decker(Funimation)
  • 関戸公人(マイクロマガジン)
  • 作野賢一郎(studio A-CAT)
  • 武内文太(マイクロハウス)
  • 志倉千代丸(MAGES.)
  • 岩野貢(MAGNET)

原作のなろう小説がマイクロマガジンによって出版されました。マイクロハウスはマイクロマガジンの関連会社となっています。

 

時光代理人 -LINK CLICK-

bilibiliのアニメをソニーグループが輸入して日本版製作を行なっています。魔道祖師や天官賜福と同じ流れです。

 

リアデイルの大地にて

KADOKAWA原作ということもあり、同社アニメ事業局の田中さんとエンタテインメントノベル局の万木さんが製作に入っています。Simplicityは主に音響制作を行なっているそうです。

 

殺し愛

こちらもKADOKAWAのコミック原作ということで、同社アニメ事業局の田中さんと出版事業グループコミック第2統括部の池上さんが名を連ねています。

 

失格紋の最強賢者

GA文庫原作です。スクエニがコミック連載しています。グッドスマイルフィルムは、プロデュース会社として参加しています。

 

ハコヅメ~交番女子の逆襲~

注目すべきは、日本テレビが入っている点です。同社では2020年にアニメ事業部が創設され、本格的にアニメ製作が始まりました。ちなみにBS日本は以前から製作に参加していました。

 

平家物語

古典が原作という珍しい作品です。中国でも人気が出そうだからbilibiliも入っているのでしょうか。サイエンスSARUはアニメーション制作会社です。

 

ありふれた職業で世界最強 2nd season

出版社のオーバーラップが委員会幹事にきているのは珍しい気がします。一番の驚きは、虎の穴が製作に参加している点です。確かに、女性キャラを活かした商品企画は色々できそうです。アスリードはアニメーション制作会社です。

 

終末のハーレム

未来工場はグッズ製作会社です。虎の穴もそうですが、女性キャラを活かした商品企画が多くできそうな作品です。グローバルソリューションズはゲームセンター展開なども手掛けています。

 

 

錆喰いビスコ

原作がKADOKAWA電撃文庫から出ています。今期の製作委員会にちょくちょく登場するビットグルーヴプロモーションは、音響制作会社です。

 

スローループ

マンガタイムきららの原作ということで、芳文社が製作に入っています。eStreamはフィギュアの制作会社です。

 

からかい上手の高木さん

原作が小学館ということで、小学館のグループから2社が入っています。思えば、アニメーション制作会社(シンエイ動画)が幹事になるってめずらしいですね。

 

CUE!
  • 菊池貞和(ポニーキャニオン
  • 倉元大輔(リベル・エンタテインメント)  
  • 久保寺良一(リベル・エンタテインメント)
  • 丸山博雄(毎日放送)  
  • 松原勝彦(ビットグルーヴプロモーション?)

リベルエンタテイメントのゲームが原作です。A3!やアイチュウのアニメと同様に、ポニキャンが幹事となっています。

 

東京24区

アニプレックスABCアニメーションの組み合わせは少し珍らしいですね。メーテレ名古屋テレビです。ニトロプラスは、今作シナリオライターの下倉バイオさんが所属する会社です。

 

ドールズフロントライン

こちらは中国のゲームIPが原作ですので、そのゲーム開発会社とアニメメーカーであるワーナーが出資しています。

 

天才王子の赤字国家再生術

NBCユニバーサルSBクリエイティブは毎期見かける組み合わせです。レイはアニメだけに留まらずエンタメ×テクノロジーを得意としている印象です。

 

プリンセスコネクト!Re:Dive season 2

第1シーズンと変わらずのメンバーです。Cygamesはここ最近自社IPのメディアミックスに力を入れています。ゲームだけではありません。

 

その着せ替え人形は恋をする

スクエニ原作でアニプレックスが幹事です。この組み合わせもよく見ますね。

 

明日ちゃんのセーラー服

個人的には、制作会社が委員会に入らずに、BS朝日が入っているので驚きました。

 

怪人開発部の黒井津さん
  • 西出将之(ABCアニメーション
  • 後藤利一(ABCライツビジネス) 
  • 岩野貢(MAGNET) 
  • 田﨑勝也(BS11
  • 淡野正(BookLive)
  • 松岡雄浩(メ~テレ) 
  • 三上政高(CREST)

ABCが本気で製作しているアニメですね。BookLiveが製作に参加しているのを初めて見ました。CRESTはアニメプロデュース的なことも行なっていますが、今作は音楽制作としての参加です。

 

フットサルボーイズ!!!!!

RE-MAINに引き続き、バンダイナムコアーツお得意のイケメンスポーツIPです。ライブビューイングジャパンは、その名の通りイベントのライブ中継などを行う会社です。グッドスマイルカンパニーはグッズ製作会社で、すでに今作の関連商品の販売を始めていますね。

 

リーマンズクラブ

音楽関連の企業が4社も入っています。私は見ていないのでわからないのですが、音楽にスポットが当たっているのでしょうか。UNIVERSAL MUSIC JAPANの名前をアニメ製作委員会で見たのは初めてです。

 

錆色のアーマ-黎明-

原作が舞台の作品なので、舞台プロデュースを行うネルケプランにングが幹事となっています。Age Global Networksも広義のプロデュース会社と認識しています。TOYCUTEは舞台公開時のグッズを制作した会社でしょうか。イープラスはお馴染みのチケット代理販売企業ですね。フォアキャスト・コミュニケーションズはデジタルを得意とする企画会社でしょう。

 

薔薇王の葬列

MAPが幹事、秋田書店が原作担当でしょう。BNライブクリエイティブが入っていますが、舞台でも行うのでしょうか。

 

異世界美少女受肉おじさんと
  • 李旎(bilibili)    
  • Ming H.Chan(bilibili)    
  • 渡邊耕一(Cygames)    
  • 丸茂礼(テレビ東京
  • 釜秀樹(東宝)    
  • 松原勝彦(ビットグルーヴプロモーション)

「進化の実」に引き続き、blibiliが幹事のギャクアニメです。原作がサイコミということもあり、Cygamesも参加しています。個人的に不思議なのが、ブシロードが製作委員会に入っていない点です。EDクレジットにもブシロードの人がいましたのでてっきり。

 

佐々木と宮野

pixivコミック原作の作品です。KADOKAWAが書籍化しているので、幹事もとっています。U-NEXTが委員会に入っているのもレアです。

 

TVアニメ「オリエント」

エイベックスとbilibiliを同じ作品で見るのは個人的には初めてです。アニメメーカーよりも出版社が出資1位にきていますね。

 

今期の注目ポイント

①テレビ局がアニメに前向き

TBSやMBSは以前から深夜アニメに出資していましたが、今期は日本テレビ名古屋テレビも製作に参加しています。今後も、この二社を見る機会が増えてきそうです。

②海外勢の急伸

以前にもまして、bilibiliが多くの深夜アニメに出資しています。また、海外ゲームIPのアニメ化も顕著です。

③委員会メンバーの業界多様化

以前はアニメメーカーや出版社、グッズ会社などメディアミックスに関わる企業が主に出資していました。ですが、今期は音響会社や配信会社、一見アニメに関係ないような会社も参入しています。昨今のアニメ人気をなんとか異業種でも活かせないか考えているのでしょう。

【ワクワーク主催】アニメライター育成講座を受講して

私は、株式会社ワクワークが主催する第2期アニメライター育成講座に参加していました。

今回の記事では、この講座を受講するメリットや、講座を通じた自分の成長について記していきます。

※この記事は、株式会社ワクワークの依頼・支援等を受けたものではありません。私が一個人として、この講座を受講した感想を書いています。すべて本音です。

講座の概要

私が参加した第2期のライター育成講座は、2021年4月~2022年3月まで行われました。

先生について

この講座には、2種類の先生がいます。

1つ目は、現役アニメライターのいしじまえいわ先生。1年間にわたって課題の添削やアドバイスをしてくれます。

2つ目は、毎月末にあるゲスト講義の先生。毎月の課題についてフィードバックをもらえます。

講義について

講義は主に2種類あります。

1つ目は約3回に及ぶ石島先生の動画講義です。

アニメライターとして知っておくべき知識や業界の状況などを、月1回1時間程度、4月から3か月間、動画講座を通じて学びます。

アニメライターと聞いても「なにそれ?」と思う人は多いのではないでしょうか。

「アニメライターとは何か」「どうやって石島先生がライターになったか」「アニメライターの心得」「業界で仕事をするうえで知っておきたいこと」など盛りだくさんの内容です。

この動画講座でアニメライターについての基礎知識はほぼ網羅できるのではないでしょうか。

2つ目の講義は、毎月末のゲスト講師による講義です。

毎月、全くジャンルの異なるアニメライターの先生が講義をしてくれます。

そして先生がとても有名なライターさんばかりなのです。

私の場合、アニメ産業・ビジネスが好きで個人的に研究をしています。

なんと1月にはゲスト講義に増田弘道さんが来てくれました。

増田さんといえばアニメ産業レポートを執筆されるほど著名な方です。

私はちょうどそのころに増田さんの本を読んでいたので、とてもテンションが上がりました。

さて、ゲスト講義の内容については、前半1時間は先生がスライドを使って授業を行います。

内容は、仕事の内容や自身のキャリア、ゲスト講師の専門ジャンルの文章の書き方、などです。

私が一番楽しみに聞いていた部分は、それぞれの先生がどのようにアニメライターになったか、その経緯です。

アニメライターに決まったなり方はありません。10人いれば、10通りのなり方があります。

それぞれの先生がどのような経験を積んでアニメライターになったか、その先生の背景がわかるようなお話が一番楽しかったです。

受講生は大学生が多いので、自身のキャリアを考える上でも大変有意義なお話だったと思います。

後半30分は、ゲスト講師のフィードバックの時間です。

私たちが書いた課題をゲスト講師の方が見て、私たち一人一人にコメント・フィードバックをしてくれます。

後述しますが、一度私たちが書いた課題は石島先生がフィードバックをしてくれます。

そして、フィードバックを受けて修正した課題をゲスト講師の先生に見てもらいます。

毎回、ゲスト講師の先生は石島先生とは異なった視点でアドバイスをくれるので、様々な見方を養うことができます。

ゲスト講師の講座は1時間半という設定ですが、毎回オーバーしてしまうほど大変白熱(?)した時間となります。

 

課題について

まず、月初めに課題が提示されます。

約1週間後の締め切りまでに課題を完成させ、講師の石島先生に提出します。

そして提出後1週間を目処に、石島先生からフィードバックをいただきます。

フィードバックには2つのパートがあります。

1つ目は、受講生全体に対するコメントです。

受講生がつまづきやすい点や質問があった箇所など、全体に共有されるフィードバックです。

2つ目は、個々人に対するコメントです。

一人一人の課題をしっかり読んでくださり、先生が気になった部分や改善点などを教えてくれます。

特筆すべきは、そのアドバイスの細かさです。

課題の中で先生が気になる部分について、「なぜその部分が気になる(ダメ)なのか」「そのままだと読者にどのような印象を与えるか」「どのように改善すればよいか」などを非常に細かく指摘してくれます。

そのため、「気になる部分」どのように修正すればよいか方向性がはっきり見えてくるのです。

この細かいアドバイスが毎回3~4か所あるので、先生から来るフィードバックの文章がかなり長いです。笑

でもこれは凄くありがたいことで、アドバイスが丁寧な分、修正がやりやすくなります。

石島先生からのフィードバックを読んでいて「なんで?」と思うことはありません。

なぜなら、その疑問を想定して石島先生が細かくアドバイスを書いてくれるからです。

ちなみに、ちょっとした受講生の質問にも、石島先生は丁寧に文章で回答してくれます。

すごく短文の質問に対しても、「なぜそのような質問が生まれたか」という質問に至った経緯を想定してくれ、それに対する回答を長文で書いてくれます。

さらに、質問の回答に加えてプラスアルファの情報をくれることもあり、質問に対する満足感・解決感(?)がとても高いです。質問してよかった、と毎回思いました。

さて、石島先生のフィードバックを受けて課題を修正したあとは、月末の講義でゲスト講師の先生にコメントをもらいます。

課題の内容は、Webサイトに投稿するアニメ紹介記事、プレスリリース、パンフレット、アニメ批評など多岐にわたります。

その道のプロのゲスト講師から毎回コメントをもらえるので、大変有意義な時間となります。

また、課題は毎回ジャンルが異なるので、事前に該当分野の記事を調べたりして書き方を掴みます。

そうしないと、どのようなスタイルで文章を書けばよいかわからないからです。

そして、月末のゲスト講座でその分野の書き方を学びます。

言い換えると、「自分で調べて書く」→「講師から書き方を教わる」という順番なのですが、普通は逆だと思いませんか?

私もそう思いましたが、今となってはこの順番のおかげで力をつけることができたと思います。

なぜなら、はじめは何もわからない状態で、時間をかけてそれぞれの分野の記事を調べるからです。

その過程で、多くの記事を読むことになります。

より多くの文章に触れることで、その分野のスタイルを感じ取ることができるのです。

ここまで、課題を概要を述べてきました。

ちなみに、最後の3か月間はじっくり時間をかけて10000字程度、自分の書きたいことを思う存分書きます。

講座で学んだことを活かして自分の書きたいことを書けるので、しんどいけど楽しい時間です。

私の成長

私はこの講座を通じて、ライターとして格段にレベルアップしました。

どのような点が変わったかというと、記事の目的を常に意識するようになりました。

これは講座でも習うことなのですが、記事を書き始める前には「起こしたい読者の行動」「起こしたい読者の反応」を予め考えるべきなのです。

簡単に言うと、「この記事を読んだ読者が、どのように行動するか (例:Webサイトのリンクに飛ぶ)」を想定してから記事を書くべきなのです。

私は講座を受講する前から個人ブログを書いたりライターの仕事をしたりしていましたが、目的を意識してから書くいうことはあまりできていなかったと思います。

ですが、この講座を受けてからは、「何のためにこの記事を書くのか」を考えてから手を動かすようになりました。

これが、私の中での成長なのだと思います。

最後に

ここまで、講座の基本的な内容をお伝えしました。

はっきりいって、この講座は決して楽ではありません。

毎月課題に取り組む必要があり、事前の調べ物も必要です。

講座はしんどいですが、その分サポートが充実しています。

分からないこと、困ったことがあれば、いつでも先生に相談してください。

適切なアドバイスをくれるほか、臨機応変に対応してくれます。

講座は全てオンラインで受講しましたが、まったく不便な点はありませんでした。

課題提出についてもテキストベースのフィードバックがとても丁寧なので、分からないことはすべて解決できます。

もし困ったことが、ぜひオンラインミーティングを希望してみてください。

すぐに日程を用意して、親身になって話を聞いてくれるでしょう。

この講座の価格は、決して安いものではありません(私の時は、6桁かかりました)。

ですが、講座をひととおり受けた今、この金額は安すぎないか!?と感じています。

超豪華なゲスト講師陣、石島先生の丁寧なアドバイス・サポートを1年間受けられることを考えると、安すぎる価格に見合わないクオリティです。

一言でいえば、コストパフォーマンスが良すぎます。笑

唯一惜しかったと思う点は、受講生同士(計4人)が交流する場所が少ないことですかね。

講座が始まる前と開始半年後ぐらいにオンライン交流会がありましたが、もう少しみなさんとお話してみたかったな、と思います。

この講座は完全オンラインで受講できるので、日本全国から講座を受講できます。

みなさんも、アニメが好きで、文章を書くことが好きな人は、ぜひ受講を考えてみてください!

 

 

↓↓私が書いた記事↓↓

kaz-foc.hatenablog.jp

kaz-foc.hatenablog.jp

2021秋アニメの製作委員会を考察する。

遅くなりましたが、今期もアニメの製作委員会を考察していきます。

今回も、dアニメストアで配信されている深夜アニメのみを対象とします。

(夕方のアニメはビジネス構造が大きく違いますので)

はじめに用語説明

製作・・・アニメをつくるためにお金を出資すること

制作・・・アニメの映像をつくること

ワールドトリガー 3rdシーズン

第1期から変わらずのメンバーです。テレビ朝日東映アニメーションは、プリキュアなどで昔から繋がりがあります。第3シーズンまで続くアニメは稀ですが、委員会メンバーが少ないことが意思決定の迅速化に貢献しているのでしょうか。

吸血鬼すぐ死ぬ

博報堂DYミュージック&ピクチャーズ(通称:MAP)が幹事の作品です。上位三社にビデオメーカー、原作出版社、アニメーション制作会社が名を連ね、BS11以降は他アニメでもちょいちょい見かけるメンバーですね。音響制作会社のスタジオマウスが出資第5位に来てるのも珍しいです。

月とライカと吸血姫

作風からもバンナムアーツの作品であることがなんとなくわかりますね。ビデオメーカーと原作出版社が上位にあります。ADKマーケティング・ソリューションズの製作委員会参加は最近わずかに増えてきている印象です。ADKでは、ADKエモーションズが夕方アニメに多く出資していますね。あくまで予想ですが、上位2社の制作費負担額が大きそうな印象です。

カードファイト!! ヴァンガード overDress Season2

ブシロードの単独製作です。ブシロードはこれまで単独でアニメを製作してきましたが、昨年に製作委員会への参加を発表しました。ですが、こちらの作品はシーズン1に引き続いて単独出資となりました。ヴァンガードはカードゲームですので、そちらを伸ばすためのアニメ制作とも考えられます(メディアミックス)。クレジットにある「製作総指揮・原案 木谷高明」が強すぎます。ブシロードの会長ですよ、この人。

進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

かなり面白い面々です。まず、幹事がbilibiliですね。bilibiliは「ぼくたちのリメイク」でブシロードと共同出資し、またdアニメストアとは後述する「最果てのパラディン」で製作委員会を組織しています。ED曲がブシロード所属のアーティストなのも理解できます。双葉社は原作コミックを出しています。

ヴィジュアルプリズン

こちらもなかなかすごい。アニプレックスが幹事で、A-1 Picturesが制作です。アニプレックスとMAPという、日本最大級のビデオメーカー2社の共同出資はかなりレアではないでしょうか。シーエムアイはARIA entertainmentとも呼ばれ、本作品の音楽を担当したElements Gardenが所属する音楽制作ブランドです。この作品では、イケメンキャラが歌を歌います。おそらく、将来的には声優を活かしたライブイベントを想定しているのでしょう。残りのメンバーは他の作品でもちょくちょく見かけますね。ライブイベントはブシロードの強みでもあります。

ビルディバイド -#000000-

まさかのアニプレックス単独製作です。ビルディバイドはアニプレックスが販売するカードゲームです。そういう意味では、単独出資の方か権利関係をシンプルにできますね。ヴァンガードと全く同じタイプです。カードゲームを売るためのアニメ、とも解釈できます。

大正オトメ御伽話

この作品で注目すべきは、京楽産業ホールディングスですね。この会社は、自社の映像レーベル MAGNET で、「ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。」など数々の作品に出資してきました。また、2020年7月には映像事業部を新設しました。

ディープインサニティ ザ・ロストチャイルド

Deep Insanityはスクエニのメディアミックス作品であり、2020年から漫画、ゲーム、アニメなどが発表されています。スクエニ原作のメディアミックス作品(ゲーム・アニメ)といえば、最近だと「すばらしきこのせかい」がありますね。

プラチナエンド

TBSとポニキャンは仲良しですね。「五等分の花嫁」や「地縛少年花子くん」でも共同出資をしていました。メディコス・エンタテインメントはグッズ会社です。

境界戦機
  • SUNRISE BEYOND

SUNRISE BEYONDの単独製作ですが、企画協力にBANDAI SPIRITS、制作協力に電通がクレジットされています。

真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました

角川の例の3人(菊池さん、工藤さん、青柳さん)が企画です。上位5社はよく見るメンバーなのですが、まさかのKBS京都が出資しています。KBS京都は深夜帯に多くのKADOKAWAアニメを放送しているのですが、出資はレアです。

プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~

プラオレ!は、サイバーエージェントとDMM Gamesのメディアミックス作品で、すでにゲームも配信されています。EXNOAはDMM Gamesの会社です。面白いのが、この作品の製作が「プラオレ!メディアミックスパートナーズ」という、メディアミックスであるという事実を全面に打ち出している点ですね。

サクガン

すごい面子です。この作品は「Project ANIMA」という、DeNA文化放送、創通、MBSが共同でオリジナルTVアニメシリーズを制作する大規模プロジェクトの一環です。第1弾「SF・ロボットアニメ部門」で準大賞を受賞したSF小説『削岩ラビリンスマーカー』を原案としています。サテライトはアニメ制作を担当しています。Fosun Entertainment Japan、NetEase Gamesという中国のエンターテイメント企業2社も出資しています。Fosun Entertainment Japanは中国の復星グループであることが推測できますが、ほとんど情報がありません。2020年に日本で法人登録されたばかりの会社です。

シキザクラ

「ナゴヤアニメプロジェクト」という企画の通り、東海地方を舞台にしたアニメです。そのため、出資メンバーも東海地方の企業が主となります。また、中京テレビはこの作品を通じて初めてアニメに出資します。

先輩がうざい後輩の話

比較的メジャーな委員会メンバーです。ビデオメーカー幹事はキングレコードでしょう。ムービッククロックワークスはよく見かけます。

暗界神使

テレビでは放送されていませんが、かなり面白い製作委員会なので紹介。

なんと企画が、BANDAI NAMCO Entertainment (SHANGHAI) CO., LTD.

上海にあるバンダイナムコエンターテインメントが、アニメに出資しています。

中国での配信を念頭に置いたオリジナルIPで、日本でも各サービスで配信されています。

詳しくはこの記事を参照。

takt op.Destiny

タクトオーパスは、DeNAバンダイナムコアーツによるメディアミックス作品であり、2021年にゲームも配信予定です。そこに、制作のMAPPAも参加しています。

SELECTION PROJECT

KADOKAWAの本気のメディアミックス作品です。ディライトワークスはゲームの企画開発会社です。レッグスは、IPのプロモーションやマーケティングを行っています。レイは、広告は映像配信支援などを行っています。テレビ愛知は2話からクレジットに追加されました。アニメ出資はレアでしょう。

異世界食堂

かなりの出資会社数です。テレビ東京はテレビ局の中でも比較的アニメ製作に力をいれています。第2位はクランチロールですが、海外では字幕配信がクランチロール、吹替配信をファニメーションが担当しています。ファニメーションは英語吹替が得意です。主婦の友インフォスは原作の出版社です。京楽産業は前述のMAGNETを指します。OLM日本アニメーションはアニメ制作会社です。テレビ大阪テレビ東京と関係性が強いです。ポリゴンマジックはCG制作などを行っています。

やくならマグカップも 二番窯

こちらも製作委員会メンバーの数が多いです。原作の日本アニメーション
プラネットが出資上位です。MAHO FILMはアニメ制作会社です。また、かなりテレビ局の出資が多いですね。81プロデュースは声優事務所ですが、たまにアニメに出資しています。Zipangは、地域発の映画・アニメなどの映像作品プロデュースを行っています。この作品は、岐阜県多治見市が舞台になっていますからね。

最果てのパラディン

出ましたbilibili。この作品も、ほとんどの出資はbilibiliではないでしょうか。OVERLAPはアニメーション制作です。dアニメストアはこの作品の見放題最速配信を行っています。

世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する

企画が、KADOKAWAの例の3人です。もう、KADOKAWA角川メディアハウスATXはセットで覚えましょう。普段は幹事ビデオメーカーバンダイナムコアーツも出資第2位で参加しています。クランチロールはアジア以外での配信権を持っています。グロービジョンは角川の関連会社で、外国映画・TVドラマ等の日本語吹替および字幕版制作を行っています。

86―エイティシックス―

アニプレックスA-1 Picturesの自信作ですね。原作のKADOKAWAが第2位です。BANDAI SPIRITSはグッズ化権でしょうか。アニプレックスは自信のある作品ほど、製作委員会メンバーが少ない印象です。

テスラノート

BNアーツがビデオメーカーです。ギャンビットはアニメーション制作です。ジェイアール東日本企画(広告代理店)を見るのは久しぶりですね。

無職転生異世界行ったら本気だす~

このラインナップは最強ですね。大手ビデオメーカー3社が上位に来ています(ここではKADOKAWAは原作出版社)。グリーエンターテインメントは、比較的最近設立されたグリーのアニメ製作会社です。

テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編

特に解説することはないですね。ビデオメーカーアニプレックス、原作コミック出版の集英社、アニメーション制作のufotable。余談ですが、鬼滅の刃は企画段階で、社内から強い反発があったそうです。

見える子ちゃん

特に解説することがないほど、お馴染みのメンバーです。角川の関連が多いですね。企画も、KADOKAWAの例の3人です。

今期作品の特徴

とにかくメディアミックスを事前に想定した作品が多いという点です。IP発表時点でゲームとアニメの制作を公表するなど、急激なメディアミックスが目立ちます。また、ブシロードアニプレックスは、カードゲームを原作としたアニメを製作しています。メディアミックス想定作品は、ステークホルダー(出資者数)が少ないほうがスムーズに企画が決まるでしょう。

 

 

2021夏アニメの製作委員会を考察する。

 みなさんこんにちは。Kazです。

今回は、2021年夏アニメの製作委員会についてみていこうと思います。

早速ですが、dアニメストアの「2021夏アニメ配信ラインナップ」にある深夜アニメ(放送が夜9時以降)を対象に調査します。

また、ここでの製作委員会一覧はあくまで予想です。予めご了承ください。

修正などありましたら、コメントにて教えていただけると助かります。

1. TSUKIPRO THE ANIMATION 2

まだ未配信

2. RE-MAIN(リメイン)

考察:「スケートリーディングスターズ」に引き続き、バンダイナムコアーツの女性向けイケメンスポーツアニメです。オリジナル原作であり多方面でのメディアミックスを想定したIPです。バンダイナムコアーツが得意としているジャンルの一つです。

3. うらみちお兄さん

考察:一番の注目は、丸井が製作委員会に参画している点です。丸井といえば、お店のマルイでよくアニメとコラボしたフェアが開催されています。どうやら丸井の中でアニメ事業を成長戦略として位置づけ、近年事業展開を急激に伸ばしているそうです。丸井の製作委員会参加は昔にもあったのですが、まだまだ見かける回数は少ないですね。丸井のアニメビジネスについてもっと知りたい人はこちらの記事がおススメです。あと驚く点としては、ムービックが出資額順でおそらく3位だということです。ムービックと言えば、いつも製作委員会の並び順では一番最後に見かけることが多かったです。多くのアニメに出資している分、ひとつにかけられる金額が少ないのではないかと勝手に考えていました。

4. ラブライブ!スーパースター!!

まだ未配信

5. 白い砂のアクアトープ

まだ未配信

6. 女神寮の寮母くん。

まだ未配信

7. ヴァニタスの手記

考察:まさかのアニメーション制作会社のボンズが出資額で2位となっています。アニメーション制作会社は基本、出資額が最も小さくなることが多いので驚きです。作品を見た感じはアニプレックス感がすごかったのですが、製作委員会メンバーを見るとアニプレックスのほかにも博報堂スクエニといった大手も参画していることがわかります。

8.  転生したらスライムだった件 第2期

考察:マイクロマガジン社は原作ノベル出版社としての参画です。一方講談社は、コミックの出版社として委員会に参加しています。BANDAI SPIRITSはグッズ会社ですが、最近はエイティシックスといったアニメにも出資しています。転スラはグッズ展開が積極的に行われているIPですので、それによるリターンも大きいのでしょう。ADKマーケティング・ソリューションズは、よくアニメのEDクレジットにも登場します。詳しい業務内容はネット上には公開されていませんが、おそらくSNS運用等のマーケティングを担っているのではないかと個人的に考えています。これまでにもアニメに関わる何らかの業務に携わっていたのは明らかですが、今回のように製作委員会に参画するのはかなりレアです。もっというと、なぜソニーミュージック・ソリューションズも出資しているのかも謎です。昔からアニメの製作委員会に参画していましたが、ソニーミュージック内にはあのアニプレックスがあるので、事業が被ってないか?と思ってしまいます。

9. 天官賜福

考察:bilibili製作の中国アニメを輸入・吹替して放映しています。どちらもソニーミュージックの会社です。近年、この2社は中国人気アニメの日本への輸入に力を入れています。魔道祖師もそのひとつです。ライセンス料は当然かかりますが、流行らないアニメを一から出資して赤字を出すより賢い戦略といえるでしょう。

10. アイドリッシュセブン Third BEAT!

考察:バンダイナムコの巨大IPですね。かなりのヒットですので、あれだけの利益をこの三社で分配すると...なんて恐ろしいことを考えてしまいます。おそらく、製作資金のほとんどは上位二社(つまり、バンダイナムコグループ)の出資でしょう。

11. チート薬師のスローライフ異世界に作ろうドラッグストア~

考察:つっこみどころ満載です。おそらく製作委員会メンバーの数が今期最大です。そして、普段製作委員会では見かけないメンバーがかなりいます。まず、出資額1位の冬寂。どうやらCG・映像制作の会社だそうですが、私は初耳でした。この作品は、おそらく出資額2位のクランチロールビデオメーカーとなっているでしょう。クランチロールは海外(といいつつソニー)の配信会社ですので、アジア以外ではクランチロールが独占配信しています。メディアネットはテレビ東京の関連会社です。ビデオマーケットは動画配信会社ですね。これだけ製作委員会のメンバーが多いので、各社の出資額は比較的小さいのではないかと予想されます。

12. 月が導く異世界道中(予想・順不同)

考察:こちらもなかなかレアのメンバーがいます。サテライトはアニメ制作会社ですが、この作品のメインアニメ制作はC2Cです。今回は出資という形の参加でしょう。エブリスタは小説投稿サイトですが、今作に直接関係はない気がします。アルファポリスはコミックの出版社です。メディコス・エンタテインメントはグッズ会社です。AQUA ARISはかなり情報が少ないですが、アニメに関わる業務を広く行っているそうです。NetEase Gamesは中国のゲーム会社です。はたらく細胞BLACKにも出資していました。

13. カノジョも彼女(順不同・予想)

考察:こちらもメンバーの数が多いですね。フォアキャスト・コミュニケーションズ日本テレビのグループ会社です。

14. 小林さんちのメイドラゴンS

考察:1期ではランティスがいましたが、バンダイナムコアーツへ併合されたことによりクレジットが変更となりました。なんだかヴァイオレット・エヴァーガーデンを彷彿とさせる製作委員会メンバーですね。

15. ぼくたちのリメイク

考察:今期一番つっこみたいメンバーだらけです。まず、出資額1位がbilibiliであること。ついに中国勢が日本アニメにがっつり参画してきました。bilibili自体はテンセントと同じく中国国内で積極的にアニメ製作を行っています。そして、フロントウイングラボはエンタメメディアのプロデュース会社です。この会社が以下のブシロード等を抑えたと思うとちょっと驚きます。アニメの主演がブシロードの声優事務所「響」所属の伊藤昌弘であること、そしてED曲をArgonavisが歌っていることから、ブシロードの強い関与が推察できます。KADOKAWAの原作なのに、KADOKAWAが入っていないのが以外です。

16. SCARLET NEXUS

考察:おそらくアニメ化の持ちかけはサンライズ(企画)でしょう。そして、原作ゲームの販売元であるバンダイナムコエンターテインメントも製作委員会に参画した形でしょう。近年はゲームのアニメ化による相乗効果を狙った作品が多いですからね。

16. ピーチボーイリバーサイド

考察:こちらもなかなか興味深いメンバーですね。まず、 グリーエンターテインメントが筆頭になっている点。記事にある通り、この会社は今年7月に設立されたばかりの、アニメ等のIPプロデュースを行うGREEのグループ会社です。おそらく、このアニメを皮切りにどんどん製作に参加していくでしょう。ただ、まだノウハウは少ないせいか、VAPや講談社トイズファクトリー、創通に製作委員会業務を任せていると思います。A3はグッズ制作、エクサインターナショナルやジュドーは映像制作をメインにしている会社です。

17. ひぐらしのなく頃に

考察:宣伝などのやり方を見ていると、実質的なアニメメーカーの役割はKADOKAWAが担っているように感じます。エルフィンとディ・テクノはパチンコメーカーです。どうやらひぐらしのパチンコがあるそう。MAGESはひぐらしの音楽レーベルとして参画しています。

18. Sonny Boy

まだ未配信

19. 迷宮ブラックカンパニー

考察:KADOKAWA原作のため、やはりKADOKAWA関連の会社が多いですね。作品の雰囲気からも「戦闘員、派遣します!」のような匂いが感じられます。マッグガーデンはコミックを配信しています。

20. 100万の命の上に俺は立っている

考察:こちらも、出資順2位に制作スタジオがきています。アスミックエースのほかにもワーナーやバンナムアーツといった大手が入っています。

21. 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X

考察:アスミックエースでも力を入れているIPですね。二期からは、製作クレジットが「はめふらX製作委員会」と「MBS」の2つに分かれました。何か意味があるのでしょうか。

22. ゲッターロボ アーク

考察:ダイナミック企画の社長は、今作の原作者・永井豪先生の弟だそうです。なんと、バンダイナムコグループの会社が3社も入っていますね。

23. D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION

考察:今期のブシロードメインIPの一つです。サムザップとBlasTrainはゲームの会社です。ストーリーやキャラクターからもメディアミックス(特にゲーム)を意識したIPということがわかります。ブシロードの得意分野ですね。最近、ブシロード電通をセットでよく見ますね。

24. 魔法科高校の優等生

考察:アニプレックスの大手IPです。KADOKAWAは原作を発売しています。「魔法科高校の劣等生(来訪者編)」と同じ製作委員会メンバーです。スクエニ魔法科高校のゲームを発売しています。ストレートエッジは原作者・佐島先生が所属するクリエイター事務所です。そしてお馴染みのムービック

25. かげきしょうじょ!!

考察:キングレコードが幹事でしょう。なんと、アニメイトが製作委員会に参画しています。めずらしいですね。すみません、あと一社(製作の森直樹さんが所属する会社)がわかりませんでした。

26. 精霊幻想記

考察:こちらもつっこみどころ満載。ホビージャパンはエンタメ系の出版をメインとしています。まさかのメロンブックスも製作委員会に参画していますね。イメージがありませんでした。CTWはWeb上のゲーム・マンガプラットフォームです。ストロベリー・ミーツ ピクチュアズはエンタメコンテンツのプロデュース会社です。叶音は音響制作の会社です。なかなかのレアメンツが集結しています。

27. 死神坊ちゃんと黒メイド(予想・順不同)

考察:小学館の原作ということもあり、小学館のグループ会社がとても多いです。

28. 探偵はもう、死んでいる。

考察:KADOKAWAの今期アニメで一番本気のIPかもしれません。セガが製作委員会に参画しているのはめずらしいですね。

29. 指先から本気の熱情2-恋人は消防士-
  • 彗星社

考察:まさかの一社単独です。一回のアニメが短いので、12話あったとしてもそれほど金額はかからないのかもしれません。

30. 出会って5秒でバトル

考察:原作が小学館からの出版なので、筆頭がショープロになっています。フィールズはもともとパチンコの会社でしたが、近年はIP活用に力を入れています。関西テレビが製作委員会に参画しているのはレアかもしれません。

今期のアニメ製作委員会からわかること

  • 中国勢の躍進
  • 「ぼくたちのリメイク」で筆頭のbilibiliに加え、NetEase Gamesなど中国のエンタメ企業が日本のアニメ産業に進出してきています。日本のアニメは全体的に、出資者が減少しています。そのため、中国の巨大資本のおかげで日本のアニメがつくられることが最近増えてきています。
  • ブシロードの本格的な製作委員会参画
  • ブシロードは以前、一社単独出資でアニメを製作していました。ですが、一社単独で制作費用を負担するのが苦しくなったせいか、先日の株主総会で製作委員会制度(複数社が出資)に移行することが発表されました。そのため、今期のアニメでは、いたるところにブシロードが出資しています。他の会社と同じように、他社が幹事のアニメに製作委員会メンバーの一員として参画していく方向性が今期の出資状況からわかります。
 

さいごに

これからも追記事項があれば順次追加していきます。よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

 

kaz-foc.hatenablog.jp

 

 

NHKのラジオ英語講座がすごい

NHKラジオ講座、みなさんはご存知でしょうか。

英語のほかにも、韓国語や中国語など10言語も学ぶことができます。

私も以前は「ラジオなんてめんどくさい」と思っていました。

ですが、最近のラジオ講座はとにかくすごい!!

特にスマホアプリが多機能なのです。

今回はNHKのラジオ語学講座の中でも、番組の種類が豊富な英語講座についてご紹介します。

自己紹介

中学の頃から本気で英語の勉強を始め、英検1級やTOEIC940を取得しました。

一通りの英語の勉強方法は試したので、英語学習のコツについてもお教えできると思います。

なんでラジオ講座がいいの?

1. 放送時間が短い

1回の放送時間はたったの15分。週5回放送がある番組もあれば、週2回程度のものもあります。

2. 安い

ラジオ放送そのものは無料です。そして、1か月のテキストも500円程度。はっきりいって破格です。このクオリティでこの値段は、素晴らしいです。

3. 高品質

学校で習う基礎的な文法から、ネイティブが使うような実践的な英語も学ぶことができます。

なぜ参考書で独習するよりもラジオ講座がいいのか

英語に限らず、参考書を使って一人で勉強している人は多いでしょう。

さて、参考書を最後まで読んで勉強した人は、どれだけいるでしょうか。

あらかじめ試験日を決めて勉強している人や、明確な目標がある人は大丈夫でしょう。

ですが、「なんとなく勉強したい!」という人はとても危険です。

「勉強をする目的」がはっきりしていないと、ふつう勉強は続きません。

せっかくやる気になって参考書を買っても、そのモチベーションはいつまで続くでしょうか。

参考書を最後までやり切る前に、挫折してしまう人がほとんどです。

一方、ラジオ講座では、15分という短い時間で毎日勉強することができます。

はっきりとしたモチベーションがなくても、「毎日15分だけラジオを聴く」だけでいいので無理なく続けられます。

逆に、明確なゴールがないと続けられない人には、少し厳しいかもしれません。

どんな講座があるの?

学校で習うレベルの英語を学ぶ

小学生の基礎英語

すごく基本的な英会話フレーズを学べます。

「小学生」とありますが、中学生でも学べることがあるでしょう。

講座のテンション・雰囲気はかなり小学生向けです。

ですが、英語が何も分からないという人はぜひ一度聞いてみてください。

中学生の基礎英語

中学レベルの文法や会話表現を学習できます。

文法やイディオムを会話の中で学習できます。

中高生の基礎英語 in English

この講座は、基本すべて英語で進行します。

基本的な文法や単語をひと通り勉強し、ステップアップしたい方にお勧めです。

「物事をまるごと英語で理解する」という、ワンランク上のスキルが身につきます。

高校生からはじめる「現代英語」

ラジオ英語講座のなかでも、難易度が高い講座です。

英語で現代社会を勉強したい人にお勧めです。

比較的最近の世界中の出来事について学習します。

英検2級・準1級を目指す人にピッタリです。

楽しく英会話を学びたい

ボキャブライダー

一回の放送はたったの5分です。

中学生レベルの基本的な単語・会話表現を学べます。

単語や表現が、実際にどのような場で使われるかも学習できます。

ラジオ英会話

NHKラジオ英語講座の中でも最もポピュラーな番組です。

実践的な英会話フレーズを学ぶことができます。

基本的な英語が分かっていないと難しいかもしれません。

エンジョイ・シンプル・イングリッシュ

様々な英語のストーリーを聞いて理解します。

言葉の解説はありませんので、ある程度のレベルは必要かもしれません。

遠山顕の英会話楽習

ラジオ英会話よりもリアルで実践的な英会話を学べます。

生の英語を学びたい人にはとてもオススメの講座です。

英会話タイムトライアル

個人的に一番好きな講座です。

スピーキング力を鍛えることができます。

スピーキングは「瞬間英作文」とも言われてます。

この講座では、英語を瞬間的にアウトプットする訓練ができます。

ラジオビジネス英語

ビジネスシーンで使われる単語や表現を、詳しく本格的に学習できます

会話のスピードはおそらくラジオ講座の中で最も早いです。

ネイティブの人とビジネスの場で会話したい人にお勧めです。

どう講座を活用するの?

公式スマホアプリ

この公式スマホアプリがとにかくすごいです。

講座のクイズを受けられるだけでなく、1週間分の過去の放送を聞くことができます。

過去放送の一時停止もできるので、分からないときは一旦止まってゆっくり理解できます。

なんと、無料です!!

公式テキスト

ラジオ講座で学びたいひとは、絶対にテキストを買ってください!

全国の本屋に置かれています。1冊の値段は500円くらいでリーズナブルです。

さすがにラジオ音声だけでは、スペルは確認できません。

また、テキストはラジオ以上に解説が充実しています。

日本語訳もしっかり載っています。

ラジオ講座で本気で学ぶ人に、テキストは必須です!

過去音声

公式サイトで過去の音声を購入することができます。

2週間の放送音声で500円ほどです。

ラジオ講座って結局どうなの?

最近のラジオ講座は、初心者から上級者まで講座の種類が充実しています。

また、講座の放送は4月から始まります。

文法などをしっかり学びたい人には、放送の初回からチェックしましょう。

一日15分でも、一年間続ければしっかりと英語力が付きます。

継続は力なり。ぜひ、新しい日課としてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

特許をどう使うか

先日、任天堂コロプラへの訴訟の中で、賠償請求額を96億9900万に倍増させたとして話題になりました。

そもそも、任天堂は他社に特許を侵害されていても、業界発展のためならば黙認するというスタンスをとっています。

ですが、今回の場合はコロプラ任天堂の特許をパクって新しく特許を取り、その特許で儲けようとしたため任天堂が激怒しました。

今回注目したいのは、「業界発展のためなら特許を侵害されていても黙認する」という任天堂のスタンスです。

実は、特許をとって技術を自社だけで使おうとした場合、その技術が業界に全く広まらない可能性があります。

そのせいで市場が狭まり、最終的には全く儲からないというということがあります。

最近の技術経営では、「技術はみんなで使って市場を広げる」という考え方がスタンダードになっています。

今回は、トヨタを例にとってみてみましょう。

トヨタは、2019年にハイブリッド車に関する特許を無償提供すると発表しました。

なぜ、このようなことをしたのでしょうか。

その背景には、近年の電気自動車の躍進があります。

中国勢が最近、電気自動車の生産販売台数をグングン伸ばしています。

正直言って、ハイブリッド車の市場は将来伸びが悪くなります

そのため、意地でもトヨタハイブリッド車の市場を維持しようとしています。

特許を無償で提供することで、他社にハイブリッド車をどんどんつくってもらおうというのがトヨタの思惑です。

ただ、はっきりいって、遅すぎます。

電気自動車の市場が急激に伸びている今、ハイブリッド車に投資する企業がどれだけいるでしょうか。

なぜ電気自動車に参入する企業が多いかというと、電気自動車はつくるのが簡単だからです。

これを技術経営では、モジュラー型(組み合わせ型)といいます。

モジュラー型では、部品を組み合わせることで製品が完成します。

電気自動車では、モーターや電池、タイヤなどの部品を組み合わせるだけでいいのです。

そのため、つくるのが比較的簡単です。

一方、ハイブリッド車インテグラル型(摺り合わせ型)といい、つくるのが難しいです。

インテグラル型では、部品と部品を相互に細かく調整する必要があります。

そのため、高い技術力が必要とされます。

電気自動車では部品を組み合わせるだけでいいので、つくるが簡単です。

ですが、ハイブリッド車は部品ごとの微細な調整が必要なため作るのが難しく、参入する企業が少ないのです。

トヨタは技術を無償で公開することで、ハイブリッド車をつくるノウハウを他社に広げていこうとしているのです。

さて、特許に関して最近ではパテントプールというものが普及しています。

パテントプールは、多くの会社が特定の技術に関する特許を持ち寄って、各社で相互利用するというものです。

クロスライセンスが複数社で行われるというイメージです。

MPEG-2という映像関係の技術は、パテントプールの最も有名な例とされています。

近年では、特許の戦略ひとつで技術の広がり方が変わります。

特許とは少し違いますが、AdobeのPDFはすごく優秀な戦略を取りました。

PDFはみなさんご存知の通り、文書をどの端末でも同じように綺麗に表示する形式です。

PDFは簡単に出力することができ、簡単に閲覧することができますよね。

ワードやエクセルで簡単にPDFを出力できますし、PDFを閲覧するためのビューアは無料で配布されています。

そのため、PDFをつくる・見るのは無料でできますよね。

無料でこんなに素晴らしいものが使えるのですから、当然利用者は急増しました。

今では、PDFがない世の中は考えられませんよね。

では、PDFをつくっているAdobe社はどうやって儲けているのでしょうか。

実は、PDFを「編集」するためにはAcrobatという有料のソフトが必要です。

ここでAdobeはお金を得ているのです。

つまり、Adobeは無料で最低限の機能を世界中のユーザーを普及させ、「PDFがある世の中」を確立させました。

そして、もっと高度にPDFを使いたい人たちからお金を得る仕組みをつくったのです。

この記事と通して、無料で技術を広めることの大切さを理解していただけたのではないでしょうか。

興味を持った方は、「オープンイノベーション」についても調べてみてください。